野伏ヶ岳 |
2007年3月14日(水)/晴れ時々雪 |
1674.3m/中央ルンゼを滑る |
登山口(6:45)---和田山牧場跡(7:50)---ダイレクト尾根(8:30)---J.P1610m(9:45)(10:05)---
和田山牧場跡(11:05)---登山口(11:30) |
野伏ヶ岳
野伏ヶ岳の中央ルンゼを滑るのが、今シーズンの課題の一つ。
前日までの降雪で条件はいいはず。今日のチャンスを逃す手はない。
2週間前には、林道は何箇所か地肌が露出していたが、今は雪で埋まっている。
くるぶし程度のラッセルが続く。
和田山牧場跡から林道へ。
林道を一部ショートカット、湿原を横断し、ダイレクト尾根に取り付く。
山頂が見えてきた。
野伏ヶ岳南面を滑るのも楽しそう。
尾根では時々ブリザードが襲う。
1490m付近から和田山牧場跡を望む。
この時点ではまだ視界がよかった。
ダイレクト尾根と北東尾根のジャンクションまで後少し。
どんどん視界が悪くなってくる。
ジャンクション到着。
今日は中央ルンゼを滑るのが目的だから、ここで行動中止。
さあ、急いで滑降の準備をしよう。
シールを剥がして、いざ滑ろうとしたら、
さっきまで見えていた和田山牧場跡が…。
こんな状態で無事滑り降りられるのだろうか?
覚悟を決めて滑り始めるが、視界不良のため足元の凹凸がよく見えない。
一気に滑り降りるのは無理なので、
3,4回ターンしては止まり、よく確認してからまた滑り始める。
重い深雪のためテールに荷重し過ぎ、バランスを崩し、何度か転倒。
スキーの中心に乗るよう意識するが、うまく修正できない。
うまく体が反応しないまま、ルンゼ下部へ。
ルンゼ下部で斜度が緩んだとたん、体がうまく反応。
スキーは頭でなく、体で覚えるものだと実感。
林道は重い雪のため滑らない。なるべく杉林を滑って、駐車場に戻る。
中央ルンゼ滑るには滑ったが、満足の行く滑りではなかった。
悔しいが、今の実力では仕方がない。もっと練習して実力をつけねば。