乗鞍岳 | 2005年4月24日(日)/快晴 |
3026.3m/念願かなう!乗鞍を滑走 |
三本滝レストハウス(5:30)---位ヶ原(6:50)---肩の小屋(7:40)(8:10)---山頂(9:05)(9:40)---三本滝レストハウス(11:10) |
剣ヶ峰
今年の年初の目標は乗鞍岳を滑ることだった。
一向にスキーがうまくならず、一度は諦めたが、ここに来て少し自信がついてきた。
それで目標を実行に移すことにした。
5月には入るとバスが位ヶ原まで乗り入れるので、
人が多くなり、静かな山登りを楽しめなくなる。
今日がラストチャンスと思っていたが、うまい具合に快晴。
三本滝レストハウスの駐車場に車を停め、ゲレンデの初級コースを登る。
途中2度除雪された道を横断する。
朝日を背に浴びながら高度を上げる。
切り開かれたオオシラビソの林を位ヶ原に向かって登る。
穂高が見え始める。
急登を過ぎ、位ヶ原に着く。
摩利支天岳・富士見岳
滑りやすそうな斜面が広がっている。
剣ヶ峰・蚕玉岳・朝日岳
剣ヶ峰と蚕玉(こだま)岳の間のルンゼを滑る予定だが、思ったより滑りやすそう。
コロナ観測所
肩の小屋近くの鞍部に着くが、クラストしているため、
ここでスキーを脱ぎ、アイゼン歩行に切り替える。
御嶽山
山頂にはツボ足の女性が一人。
北アルプス
360度の大パノラマが広がる。
白山、御嶽山、木曽駒ヶ岳、北アルプスが一望。
乗鞍高原
軽く食事を済ませ、いよいよ滑降。
滑降の前に無事を祈る。
山頂から少し下ったルンゼ。斜度はたいしたことはない。雪質も悪くない。
早速スキーを履いて、滑降開始。
うまくターンが決まる。
調子に乗り、右側に行き過ぎる。クラストしていて、バランスを崩し、転倒。
3mほど滑落して、止まる。
途中で自分の滑りを振り返り、ニンマリ。
肩の小屋の鞍部を目指すスキーヤたち
位ヶ原に着くと、スキーヤやボーダーが次から次とやって来る。
団体さんが賑やかに位ヶ原への急登を登ってくる。
下山後「湯けむり館」の白濁した温泉で汗を流す。
一人、露天風呂に入り、滑り降りてきた乗鞍岳を眺める。
今までに何度も乗鞍に足を運んだが、こんなに静かな乗鞍は初めてだ。
きっとゴールデンウイークからは混み始めるのだろう。
さあ、湯から上がったら、高山でラーメンを食べて、家に帰ろう。