大白木山 2008年10月31日(金)/曇り
1234.4m/岐阜県本巣市根尾
登山口(6:30)---巡視路分岐(7:20)---山頂(7:55)(8:00)---登山口(9:15)


シロモジの黄葉

昔、昔、登山初心者の頃、
よく銀杏峰に登って山座同定を楽しんだ。
その時、能郷白山と屏風山の中間に位置する山が気になった。
地形図を見ると1234.4mの三角点のある山だが、
名前が記されていない。
後年、ネットで巡視路を辿れば山頂に着けると知った。
いつか登ろうと思いながら、
思い立ったときには、冬が近づき、温見峠が通行止め。
そんなことが数年続いた。
今年も登ろうと思い始めたとたん、時雨だした。
温見峠が通行止めになると、また来年ということになってしまうので、
少しぐらい天気が悪くても、今日は絶対に登ろうと決めて家を出る。



温見峠・猫峠を経て、登山口のある折越峠へは我が家から65km。
そんなに遠い訳ではないが、
曲がりくねった細い山道なので、時間がかかる。

峠から少し下って、急斜面を20mほどを登ると、
尾根沿いによく踏まれた巡視路が続く。



遠くに能郷白山と温見峠が見える。



檜のトンネルだ。ちょっと潜ってみよう。



巡視路沿いはシロモジだらけ。
シロモジの落ち葉を踏みながら山頂を目指す。



巡視路分岐から一旦鞍部に下り、登り返す。
左手に舟伏山が見え出すと、反射板のある山頂は近い。

山頂は見晴らしがいいのだが、あいにく霞んで遠くの山がよく見えない。
山座同定を楽しみにしていたのに、残念。



銀杏峰も見えないことだし、戻ろう。
紅葉も晴れていれば、もっと映えるのに。



反射板のある山頂を振り返る。



シロモジの黄葉が見事。
まるでシロモジのプロムナードだ。



このあたりが一番紅葉が綺麗だ。



屏風山だ。
天気がよければ、あの後方に冠雪した白山が見えるのだろうな。



今日の主役はこれ、シロモジだ。



折越峠が見えてきた。



さあ、無事下山できたことを感謝して、
祠にお参りして家に戻ろう。