乙妻山(2318m)2010年4月4日(日)/快晴 |
大橋(5:30)---佐渡山のコル(7:05)7:25)---乙妻山北東斜面出合(8:05)(8:25)---山頂(12:00)(12:30)---北東斜面出合(13:35)---佐渡山のコル(15:05)---大橋(15:50) |
乙妻山北東斜面と妙高
今シーズン初めてのTOKIO軍団との山スキー、
行き先は憧れの乙妻山北東斜面。
往復約20kmと距離があるので、
早朝5時に、大橋に集合。
TOKIO軍団とは昨年6月の乗鞍岳以来なので、
無沙汰の挨拶を済ませ、総勢10名で5時30分出発。
大橋林道分岐。
右は黒姫山へ、乙妻山へは左の林道を行く。
林道を詰めて、2番目の尾根に取り付く。
尾根は雪が締まってガチガチ。
帰る頃には緩むだろうから、
滑降が楽しみだ。
佐渡山のコル到着。
ダケカンバやブナに囲まれてなんとも雰囲気のいいところだ。
コルでシールを剥がし、氷沢川源頭部に滑り込む。
この時期氷沢川下流はスノーブリッジが落ちているので、
早々に左岸に移動。
雪が締まっているので、
シールを貼らずに、左岸を行く。
途中から林道を辿り、北東斜面出合へ。
出合からシールを貼って、
気持ちのいいブナ林の中を行く。
樹林帯を抜けると…、憧れの北東斜面だ。
北東斜面を登るTOKIO軍団。
TOKIO軍団は相変わらず賑やかで楽しい。
まるでスキー場のゲレンデのような北東斜面。
最大傾斜は30度。
総じてスキージャムの上級者コース並みの傾斜だ。
おっ、デブリだ。
ここで、当初は左のコルに向かう予定だったが、
横着して右の急斜面に向かった。
ビンディングTLTの弱点は、
つま先に大きなひねりが加わると、ブーツが外れること。
急斜面でキックターンするたびごとに、ブーツが外れる。
それでスキーを両手に持って、
キックステップで登頂。
上部に行くほど雪が締まり、キックステップにてこずる。
ひ〜、やっと稜線到着。
コルに回ったメンバーも稜線に着いたようだ。
無駄な労力を使ったので、もうおなかがペコペコ。
アンパンを取り出して、高妻山を眺めながら、貪り食う。
やった〜!山頂到着。
山頂からは360度のパノラマ。
北を望むと、金山、焼山、火打山、妙高山。
西に目を転ずると、白馬から鹿島槍まで望める。
山頂でシールを剥がすメンバー。
コルに戻って、さあ、お楽しみの滑降だ。
アイスバーンと新雪が交互に現れる雪質で、
時々雪質の変わり目でブレーキが掛かる。
それでも、途中昼食をはさみ、楽しく滑り降りてきた。
氷沢川出合に戻って、シールを貼り、左岸を行く。
行きはよいよい、帰りは辛い。
佐渡山のコルへの登り。
辛い登りもこれでお仕舞いだ。
ファイト!
最後のお楽しみ。
佐渡山南尾根は適度に緩み、快適。
大橋到着。お疲れさん。
今日は最高の条件に恵まれ、
楽しいメンバーと山頂に立つことができ、大満足の1日だった。
メンバーのHP
TOKIOさんのTOKIOの山で遊ぼう
みいさんの山と雪と宴会ヶ岳
たかさんの峠の我が家
赤---登り 青---滑降+シール歩行(下山)