蓮華岳 |
2008年6月1日(日)/快晴 |
2798.6m/蓮華大沢右俣滑降 |
扇沢(6:15)---大沢出合(7:00)---二俣(7:25)---稜線(11:10)(11:40)---山頂(11:50)(12:30)---稜線(13:00)---大沢出合(14:10)---扇沢(14:55) |
稜線より
針ノ木岳に行く予定でいたが、
TOKIOさんたち岐阜軍団がお隣の蓮華岳に行くというので、
すぐ変更、くっついて行くことにした。
登山口の扇沢は福井から遠い。
糸魚川経由で行くか、高山経由で行くか迷うが、
高速代とガソリン代を節約するため高山経由で行くことにし、
深夜12時過ぎに出発。
家から250km、深夜で道がすいているため、
扇沢には4時過ぎに着いてしまった。
おかげで1時間ほど仮眠を取ることができた。
5時40分ごろ、準備をしていると、岐阜軍団到着。
今日は総勢10名、長野のこばさんやたかさんとは紙すき以来だ。
こばさんが登山届けを提出して、さあ、出発。
真っ青な空、最高の山日和だ。
今日滑る予定だった針ノ木大雪渓を見上げなら大沢出合を目指す。
大沢出合からみんなはシール歩行のため準備に取り掛かる。
その間に、靴連れが心配な僕は、スキーを担いだまま二俣まで行くことにする。
二俣でしばらく休憩していると、
すぐメンバーが追いついてきた。
二俣から右俣に入る。
ここから斜度35度くらいの急斜面が稜線まで延々と続く。
石ころだらけののどを過ぎたあたりで
メンバーは次々とシール歩行をやめスキーを担ぎ始める。
これくらいの急斜面だとシール歩行より、スキーを担いだ方が早い。
僕も、スキーを担いだメンバーに追いつかれた時点で、スキーを担ぐことにした。
爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳を眺めながら休憩。
なんとも贅沢な休憩だ。
稜線が見えてからが長い。疲れたよ〜。
わ〜、剣岳が見えてきた。
あっ、こばさんはまだスキー歩行で頑張っている。
やっと稜線到着。
針ノ木岳、その後方に立山連峰が広がる。
北葛岳と七倉岳
メンバーが到着するまで
去年登った七倉岳を眺めながら山頂まで往復。
稜線まで戻ると、山頂で昼食ということで、また山頂へ。
穂高・槍などの北アルプスの山を眺めながらの昼食。
うま〜い!
爺ヶ岳、後方に鹿島槍ヶ岳
おなかはいっぱい、眺めも堪能。
さあ、稜線に戻って滑降の準備だ。
大沢右俣の全貌を見たくて、少し稜線を下ってみる。
メンバーが稜線から滑り始めたので、
慌てて追いかかける。
斜度35度の急斜面をメンバーは気持ちよく滑っていく。
こんなに急斜度が長く続く斜面は初めて。
それでいつも以上にどたばたスキー。
石ころだらけののどを慎重に通過。
ふぅ〜つ、二俣に着いて緊張が緩む。
いや〜、緊張したけど、最高に楽しかった。
今日6月1日は「慎太郎祭り」。
「人を想えば山恋し 山想えば人恋し」
と歌った百瀬慎太郎を偲び、夏山の安全を祈願するお祭りだとか。
下山後、メンバー全員で温泉に入り、お蕎麦を食べて解散。
帰りも高山経由、ノンストップで走り続けたため家には8時45分に着くことができた。
赤---歩き 青---滑降