シッタカ谷源頭部を行く
kyuちゃんから
「土曜日にシッタカ谷行くぞ！ついて来い」のメール。
最近、kyuちゃんは谷に取り付かれたようだ。
土曜日は５時から仕事なので、
それまでに戻ればという条件でOKの返事。
国道１５６号線に架かるシッタカ橋から、
kyuちゃん、kotamaさん、Kさんの３人と一緒に出発。
右岸から左岸、左岸から右岸と２回渡渉。
長い、長い谷、デブリがすごい。
kotamaさんがデブリのことをデブ、デブと言っている。
なぜか隣の女性の目がどんどん細く…、怖っ。
広大斜面もデブリで一杯。
ガスが切れ、青空が顔を出し始めた。
ゴルジュ（のど）もデブリで埋まる。
スキー板を外し、ツボ足歩行に。
振り返ると、猿ヶ馬場山にかかる雲が切れかけている。
ゴルジュを過ぎても急登が続く。
久しぶりにkyuちゃんの泣きが入る。
「もうやめよ」
甘い！ピークまで行くぞ！
ピークは目の前。
帰りにこの斜面を滑るのが楽しみ。
１８９７ｍのピークに着くと、
目の前に大迫力の三方崩山が迫る。
そして雪庇の下には、
こんなに素晴らしい谷が…。
弓ヶ洞谷右俣だ。
この谷を滑って帰りたいが、それは来シーズンの楽しみに取っておこう。
奥三方山
先週登った野谷荘司山。
さあ、食事を済ませて急いで戻ろう。
ゴルジュ通過中。
ん？デブリで尻セード？
広大斜面、デブリを避けながら滑走。
最後の渡渉。
ジャボ、ジャボ。ぎゃ〜つ、靴の中に水が入ってきた。
