帝釈山馬坂峠より2023年9月3日(日)/晴れ
馬坂峠(5:50)---帝釈山(6:30)---田代山避難小屋(7:25)---田代湿原---田代避難小屋(8:25)---帝釈山(9:20)---馬坂峠(9:45)


田代湿原

9月2日、古希を迎えた。
この日は初沢登りの予定だったのだが、
地区の祭りの催しに何をするかの話し合いのためキャンセル。
あ〜あ、せっかく沢用具一式買って楽しみにしていたのにな。

議事も無事進行し、8時半には家に戻れた。
すぐにザックを車に積み込んで家を出る。
例のごとく深夜のドライブだ。



70歳最初の山登りは栃木と福島の県境に位置する帝釈山。
この山は3年前に栃木県側から登ろうとしたが、
登山口5km手前で土砂崩れのため泣く泣く撤退した山だ。
今回は福島県側からアタック。
檜枝岐から林道を30分ほど進み馬坂峠登山口に到着。



オオシラビソとコメツガの樹林帯を登る。



コメツガは灰褐色で浅く縦に裂けるのに対しオオシラビソは灰白色で滑らか。



コメツガの葉



オオシラビソの葉



40分ほどで帝釈山に到着。



展望良し。



田代山に向かって樹林帯の稜線を行く。



オオシラビソの針葉樹の森は…



日差しが遮られ…



コケが生き生きしている。



避難小屋を過ぎると…



田代山に到着。



田代山は大規模な湿原が広がる。
上空から見るとプリンのように見えるので、
プリン山と言われているとか。



あいにくのガスで展望は無し。



キンコウカ



草紅葉と池塘



日差しが遮られ、風もあり涼しい。



この湿原を福島の単独男性登山者と貸し切りだ。



ガスは切れそうにない。
帰るよ。



来た道を戻る。



露岩の間を擦り抜け…



梯子をを登り…



帝釈山に戻って来た。



すっかり雲が空を覆い、
朝の素晴らしい展望は望むべくもない。



登山道をテクテク下り…



馬坂峠に戻る。



家まで約480kmか。
どこかに泊まってもう1山に登りたいところだけど、
明日は雨の予報が出ている。
帰ろう。安全運転で帰ろう。

GPS軌跡