鷲走ヶ岳 2004年4月22日
1096.6m/石川県尾口村
登山口(7:40)---山頂(9:30)(10:10)---登山口(12::00)


サンカヨウ

手取川ダムを過ぎ、東二口の集落に入り、車を止める。東二口からは、A.B.C三つのコースがある。今日は途中で林道と合流するBコースを行く。

登山道は、雪融けの水が流れ込んでぬかるんでいる。ところどころ雪も残っており、防水機能の効かなくなった登山靴の中が、すぐしみてくる。

雪の残る谷を覗くと、水芭蕉が咲いている。早速降りて写真を撮る。

林道に出て、しばらく林道を歩く。林道が分岐するあたりに登山道がある。登山道はすぐ2手に分かれる。鷲走ヶ岳へは左手の道を行く。サンカヨウ、イワウチワ、イワナシ、ワサビ、ヘビイチゴ、タムシバ、エンレイソウなど、数え切れないほどの花が咲いている。
高度を上げていくと、雪で登山道が分からなくなる。雪の斜面をトラバースし、尾根に向かって登ると、反射板のある山頂が見えてくる。

山頂は360度のパノラマだ。しかし今日は霞んでいるために、遠くの山はよく見えない。

ビールを飲みながら、いつものように山座同定を楽しむ。笈ヶ岳、その隣に大笠山、少し離れて奈良岳。去年登った笈ヶ岳のルートを探す。まだ登っていない大笠山を、今年どのように登ろうかと考える。

下山は林道まで出て、そのまま林道を歩いて帰ってきた。
林道から登山道へ トラバース


右から2番目のピークが鷲走ヶ岳山頂