綿向山 2004年1月3日
1110m

 
雨乞岳

登山口(9:05)→山頂(10:35)(10:55)→登山口(11:55)
今年(2004年)初めて登る山を鈴鹿の綿向山に決め、朝早く家を出る。新車のため御幸橋近くの駐車場に車を置き、林道を歩く予定でいた。ところが綿向山という案内に従って行ったら、林道終点の駐車場に着いてしまった。林道はそれほど荒れていなかった。林道を歩く手間が省けた分結果オーライというところか。

避難小屋の前を通って登山道に入る。杉とが檜が混在する植林地をの中をジグザグに登る。登山道は斜度がそれほど急でないので、登りやすい。

5合目にも避難小屋がある。このあたりから雪が現れる。登山道の雪は踏みしめられて凍結している。滑って歩きにくいので、脇の踏まれていない雪の上を歩く。

7合目に近づくにつれ、杉や檜が減り、ブナやコナラの雑木が増えてくる。

行者堂

鳥居
7合目にはまだ新しい行者が堂が祀られている。

水無山との分岐に着く。水無山方面には雪の上に踏み跡が1つあるだけ。それも薄い。帰りは水無山経由のつもりでいたが、ピストンに切り替えることにする。

山頂に近づくと、踏み跡が2つに分かれている。まっすぐ尾根に向かっているのは、誰かショートカットしたらしい。その跡をたどり、尾根に取り付く。思ったよりも急な尾根をキックステップを交えながら登る。背にまともに北西の冷たい風を受ける。

山頂には鳥居、ケルン、祠がある。正規の登山道を登ってくれば、鳥居が出迎えてくれたのだ。
展望は、霞んではいるが、十分きく。山頂にある方位盤から正面の山が、雨乞岳、その右奥にある切り立った山が鎌ヶ岳と分かる。

食事をしながら、30分ほどいたが、誰も登ってこない。正月は登る人が少ないのかなぁと思いながら下山にかかる。
ところが下山にかかると、来るわ来るわ登山口に着くまで登山者の途切れることがなかった。

鎌ヶ岳

綿向山