夜叉ヶ池・三国岳 2004年6月15日/快晴
1099m・1209m/福井県今庄町
登山口(6:35)---夜叉ヶ池(7:30)---三国岳(8:25)(9:00)---夜叉ヶ池山・夜叉ヶ池(9:40)(10:25)---登山口(11:30)


夜叉ヶ池・三周ヶ岳

6月中頃になると、夜叉ヶ池の岐阜側斜面にはニッコウキスゲが咲き乱れる。いつもこの時期に夜叉ヶ池に登っている。今日も快晴、林道終点の駐車場には6時30分に着く。

鳥居をくぐり、登山道に入ると、早速ササユリの出迎えだ。沢や滝を見下ろしながら水平道を行く。巨大なトチの木のそばを過ぎると。いよいよジグザグの急登だ。

ジグザグの道を過ぎると、木の根の張り出した登りになる。ブナの木を眺めながら登る。


トチの巨木

ササユリ 夜叉ヶ滝
木の根の張り出した登山道 ブナを眺めながら登る
夜叉ヶ池には1時間もかからずに着く。まだ誰も来ていない。池の右側を通って県境稜線に出る。岐阜県側の急斜面にはニッコウキスゲ、イブキトラノオ、アザミが咲いている。ニッコウキスゲはまだ完全には開いていない。来週あたりが見頃か。池の写真を撮るために夜叉ヶ池山に向かって登る。


夜叉ヶ池

イブキトラノオ ニッコウキスゲ
夜叉ヶ池山まで登ったので、そのまま三国岳に向かうことにする。三国岳は2年前に登ったが、その時はササが刈り払われたばかりだったので、とても歩きやすかった。このあたりのササは伸びるのが早いのか、もう完全に登山道を塞いでいる。背丈ほどに伸びたササを払いながら進む。今日は湿度が低いため朝露がほとんどないのが救いだ。

三国岳の山頂もかなりササが伸びている。簡単に山座同定を楽しんですぐ引き返すつもりだったが、意外と手間取ってしまった。ここに来るとなぜか方向感覚が狂うのだ。少し霞んでいるが、青葉山、赤坂山、武奈ヶ岳などを同定できた。

夜叉ヶ池山に引き返し、三周ヶ岳を眺めながらゆっくり休憩。休憩後、一気に下山する予定であったが、下山途中、南条の人と話し込んでしまった。


三国岳

金糞岳 横山岳