赤兎山(1628.7m)2010年4月10日(土)/快晴
小原(6:30)---夏の駐車場(9:00)---大舟分岐(10:05)---山頂(10:20)(10:40)---夏の駐車場(10:55)---小原(12:40)


大舟尾根と経ヶ岳

2日前、薙刀山から真っ白な大長山と赤兎山を見たら、
行きたくてたまらなくなった。
大長山へは取立山を経由して長い稜線歩き、
一方赤兎山へは小原集落から長い林道歩きが待っている。
いずれを選ぶかと言われたら、
迷わず快適な稜線歩きを選ぶところだが、あいにく昨日から強い風が吹いている。
という訳で今日は長い林道歩きに耐えなければならない。



小原林道のゲートに着くと、
大阪ナンバーの車が止まり、3人のグループが準備を始めている。
林道は除雪されているため、
スキーはザックに装着し、背に担ぐ。
兼用靴はスキー靴入れ用のバッグに入れ、左肩にかける。
家を出るときにウオーキングシューズを履いてきたので、
そのまま出発。



約50分、4kmほど歩いたところで除雪終了。
こんなに歩くんだったら、MTBで来るんだった。



シール歩行開始してしばらくすると、
カモシカ君の死骸が…雪崩にあったのかな?
それとも手前の石が直撃したのかな?



小原林道は傾斜が緩く、長い林道だ。
久しぶりに靴連れしそうな予感。



やっと前方に大舟分岐が見えてきた。
沢を真っ直ぐ詰めていけば、行けそうだけど…
我慢、我慢、今日は忠実に林道を詰めよう。



下を見下ろすと滝波川源頭、
湿原状になっていい雰囲気だ。
後方は伏拝のあるピーク。



斜め前方に大舟山。スキー向きのいい斜面がある。



ひ〜、長かった。
やっと小原登山口の駐車場に着いた。
中央が小原峠、右のピークが大舟分岐。
よし、大舟分岐を目指そう。



高度を上げていくと、
大舟尾根の向こうに経ヶ岳の山頂が見えてきた。



この斜面を登れば、大舟分岐。でも急なので、左から巻こう。



おっ、白山が見える。
ということはあの尾根が、
小原峠からの登山道のある尾根だ。
帰りはこの斜面を滑ってもいいなあ。



雪が緩んでいるから、トラバースはきつい。
キックターンしたら、ビンディングから靴が外れそう。
しゃあない、ツボ足で右上の尾根に取り付こう。



よっこらしょっ、と…、さっき下から見上げた斜面だ。
真下に夏の駐車場が見える。



大舟分岐到着。



山頂はあのピークの向こう。
あと少しだ、頑張ろう。



小原ゲートから3時間50分。意外と早く着いたなあ。



ここから眺める白山、別山、三ノ峰は6ヶ月ぶりだ。
赤兎平の末端に避難小屋が見えている。



予定より早く山頂に着いたら、
適当な斜面を1本滑るつもりだったけど、
風があり寒いので、帰ろう、帰ろう。



大舟分岐から、
右の斜面を滑るか、左の斜面を滑るか迷ったが、
真っ直ぐ駐車場に向かって滑ろう。



Good!Good!



楽しみは一瞬。
駐車場に戻ってくると、
ちょうど大阪の3人グループが山頂に向かうところ。
さあ、ここから長い林道を戻らなければ。
林道滑りそうにないなあ。



滑らない林道で疲れたよ〜。
今度はスキーを担いで歩きだ。
あ〜あ、これからはMTBが必要だなあ。
家に帰ったら、MTBに空気入れなきゃ。



着いた、着いた、小原集落だ。
さあ、早く帰ってお風呂とビールだ。

GPS軌跡下山ルート