ブナオ峠〜奈良岳 2008年6月15日(日)/快晴
大門山・赤摩木古山・見越山・奈良岳
ブナオ峠(6:35)---大門山(7:30)---赤摩木古山(8:10)---見越山(9:30)---奈良岳(10:15)(11:25)---ブナオ峠(14:10)


奈良岳・見越山

山猫ま〜こさんから乗鞍岳滑べり納めを誘われていたが、
メンバーが集まらなかったらしく、キャンセル。
仕方がない、一ノ峰にハクサンチドリでも見に行くかと思いながら
ごっちゃんの掲示板を覗くとブナオ峠から奈良岳縦走と書いてある。
うん、久しぶりにごっちゃんの顔を見て来るのもいいか。

古い山行記録を見ると、ブナオ峠から奈良岳の縦走は8年振り。
つい最近と思っていたのだが、まさに光陰矢のごとしだ。
8年前といえば、
山登りを始めて3年目で、ちょうど本格的に山登りにのめりこみ始めた時期。
白山や三ノ峰・別山の縦走など、長い距離を歩くのに自信を持ち、
この長い縦走路踏破を計画したことを思い出した。


猿ヶ山

最近のごっちゃんの山行記録を見て、
登り始めるのは早くて6時30分ごろだろうと予想。
ところが6時30分にブナオ峠に着くと、
もう岐阜ナンバーの軽トラが止まっている。
急いで登山靴を履いて出発。



気持ちのいいブナ林を早足で駆け上がる。



木の間越しに大門山が見えてきた。
もうじき大門山分岐だ。



分岐でごっちゃんに追いつく。
当時、峠から分岐まで50分で登っている。
今回は40分。
歳は食ったけど、脚力は上がっているようだ。



前回は帰りに寄ろうと言って、
結局疲れて寄らなかった大門山。
福井・石川の100・200・300名山の中で唯一登っていなかった山にやっと登頂。
バンサイ!バンザイ!


赤摩木古山から眺める北アルプス。

8年前は北アルプスというだけで感動し、
一つ一つの山の山座同定がままならなかった。
今では剣岳・立山・薬師岳・北ノ俣岳・黒部五郎岳・槍ヶ岳・奥穂高岳と
すべて名前を挙げることができる。
その手前の白木峰・金剛堂山・人形山も言うまでもない。
8年で結構多くの山を登ったものだ。



こちらは乗鞍岳と御嶽山。
御嶽山の右手前には、籾糠山や猿ヶ馬場山が望める。



赤摩木古山で山座同定を楽しんだ後は、
白山・笈ヶ岳・大笠山を正面に見て見越山を目指す。



赤摩木古山から見越山はアップダウンが多く、
この縦走路で一番辛いところだ。
8年前は紅葉の時期であったため
素晴らしい紅葉に見惚れて、辛さを感じることがなかった。
今回は深緑やタテヤマリンドウ・ウラジロヨウラクの花が辛さを紛らしてくれる。



見越山へはまだまだアップダウンが続く。



大門山・赤摩木古山を振り返る。



さあ、辛い登りもあと少し。



見越山に着くと、目の前に日本海が広がる。



目指す奈良岳は目の前。
しっかり休憩を取ってから出発だ。



見越山を振り返る。
帰りの登り返しが辛そう。



前回は見越山・奈良岳間はかなりの藪で苦労したが、
今回はすんなり山頂に到着。


大笠山・右後方に白山

さあ、ビール、ビール。
プシュ、ぷはー。ああ、うま〜い。ぼかァ、幸せだなー。
ごっちゃんと御飯を食べながら
山や山仲間について談笑。
楽しいひと時を過ごす。



辛い登り返し。
ごっちゃん、頑張れ。



赤摩木古山への登り返し。
ここを登れば後は楽。



大門分岐からのブナ林の中ではガスがかかる。
ひんやりとして汗ばんだ体に気持ちがいい。

ブナオ峠に無事到着。
ごっちゃん、お疲れ様でした。
軽トラのケイコさんと気をつけて帰ってね。