大日岳・早乙女岳コット谷2011年5月4日(水)/晴れ
登り ゲート(4:45)---小又橋(5:20)---コット谷出合(6:30)(6:45)---コル(8:10)(8::25)---早乙女岳(9:30)---大日岳(10:40)
下り 大日岳(11:00)---早乙女岳(11:15)---コット谷(11:35)---林道出合(12:00)---小又橋(12:45)---ゲート(13:25)


剱岳と奥大日岳

馬場島へのゲートがまだ開いていないので、
車にMTBを積み込んできた。
剣青少年研修センターのそばでMTBを車から降ろそうとして、
MTBの鍵を忘れてきたことに気がついた。
今日はロングなので、少しでも楽をしたかったのに…
仕方がない、歩こう。



スキーを担いで歩き出すと、
ゲートの前に停まっている車の中から声が掛かる。
わあ〜、懐かしい!KITAさんだ。
ゲートが開いていると思ってやってきたが、
開いてないので帰ろうかと思っているとのこと。
どこに行く予定か聞いたら、剣御前とか。
馬場島まで歩いて、そこから剣御前は遠いもんなぁ。



小又川を歩き出すと、雪が少ない。
林道を歩くんだったなあと後悔。
川の水量が多く、
徒渉のたびに兼用靴が思いっきり濡れる。
厳冬期だったら大変だ。



コット谷出合で雪が繋がり、やっとシール歩行。
スキーを履く前に、
兼用靴を脱いで靴下を絞る。



おっ、青空が出てきたぞ。



ひ〜、コルまであと少し。



コルでコット谷を見下ろしながら、
兼用靴を脱ぎ、もう一度靴下を絞る。



去年来たときは、放射冷却でカチカチ、今日はユルユルだ。



帰りはここを滑ろう。



どこが山頂かよく分からない早乙女岳に到着。
今日は大日岳まで足を延ばす予定だが、
ガスが掛かっている。
どうしよう。


弥陀ヶ原と鍬崎山

今日は薬師岳が見えないや。



おっ、少しガスが切れてきた。
ガスに巻かれたら、すぐ下山することにして、
とりあえず行ける所まで行ってみよう。



このピークを越えれば…



大日岳は目の前。
ラッキー、どんどんガスが晴れていく。



着いた〜。



わ〜い、
剣に掛かる雲がどんどん取れていく。
頑張ったご褒美かな。



さあ、シールを剥がして滑降。
斜度はそれほどないが、中々快適な斜面だ。



あっという間に早乙女岳まで滑って来た。



大日岳はここで見納めだ。



帰りはこの谷を滑り、一気にコット谷へ。



コット谷に着くと、登山者が2人。
林道を歩いてきたというので、状態を聞く。



さあ、林道までもう少し滑走を楽しもう。



怖そうな林道は雪が緩んでいるため無事通過。
小又川をスキーを担いで下るよりも楽だった。
最後の3kmの車道歩きが長い。
新緑を眺めながら歩けば、
たいしたことないだろうと思っていたが、甘かった。
濡れた靴下のせいか、足が痛くてたまらん!
車のところに戻り、
やっと窮屈な兼用靴から解放された。
振り返ってみれば、
今日の山行で最も辛かったのは、
最後の車道歩きだったかもしれない。


GPS下り軌跡