銀杏峰 2008年3月11日(火)/快晴
1440.7m/志目木谷滑降
水車小屋(6:30)---稜線(9:10)---山頂(9:55)(10:15)---志目木谷---水車小屋(11:40)


稜線と銀杏峰

3年前、クラストした急斜面にびびって、
小葉谷を階段を降りるように、スキーで1歩1歩降りてきた。
小葉谷をリベンジしたいところだが、今日は志目木谷を滑るつもり。



スキーにクトーをつけて水車小屋を出発。



林道にはスキーのトレースが数本。
きっと日曜日に志目木谷を滑ったkyuちゃんたちのトレースだろう。
一番沈んでいるのがkyuちゃんのトレースだなと余計なことを考えていたら、
尾根の取り付き地点を通り過ぎてしまった。
体内GPSが隣の斜面に取り付けと指示。
残念なことに
わが体内GPSには「急がば回れ」ということわざがインプットされていない。
おかげでとんでもない斜面を登る羽目になった。



1時間かかってやっと正しいルートに合流。
疲れたよ〜。



わ〜、昨日の雨で縦溝ができている。



疲れたので、省エネ登高。つまりのんびり登る。



だだっ広い主稜線に到着。
白山を眺めながらのんびり行こうと思ったら、霞んで白山は見えない。



志目木谷源頭部だ。さて、どこからドロップインしょうか?



山頂到着。
尾根取り付きに手間取った割りに早く着いた。
これなら、12時までに下山できそうだ。



どこからドロップインしようか迷った末、
一番無難そうな凹状のとこからドロップイン。
だが、これが大失敗。
滑り出しはよかったのだが、すぐガリガリのアイスバーン。
ここで滑落して怪我したら、誰も助けてくれないなと思い、
斜滑降から慎重にターンを1回1回繰り返し、高度を下げる。
適当なところで緩んでそうな斜面に移動。



今度は緩みすぎて重い。



デ、デブリ… まあ〜、次から次と…。
さて、右から行くか左から行くか。
右の尾根を行くほうが安全なのだろうが、登り返すのが面倒。
ええい、ままよ、左からトラバース気味に一気に下ろう。



デブリ横断中。



ここまで来れば、もう安全。



スキーを脱いで、石伝いに沢を渡渉。
脚が長くて(?)良かった。



後は林道を行くだけ。



下山して車のところに戻ろうとしていたら、
先日小荒島岳に一緒に行ったNさんに遭遇。
しばらく談笑した後、別れる。

あーあ、今日はフラストレーションが溜まった。
よし、明日、越前甲で鬱憤を晴らそう。


GPS軌跡