白山 2009年5月19日(火)/晴れ
2702m/白山東面〜万才谷
別当出合(5:20)---甚ノ助避難小屋(6:55)---室堂(8:35)---山頂(9:15)(9:35)---2320m(9:45)---転法輪谷源頭(10:35)---別当出合(12:45)


御前峰

5月15日に別当出合まで車が入れるようになった。
去年より早いや。
でもそれだけ雪融けが進んでいるということか。
駐車場からスキーをザックに付けて歩く。
重い、重い、いつになったら雪が現れるんだ。



わ〜、6月並の雪の少なさだ。



デコボコ、ガリガリ、歩きにくい。
この斜面を登りきり、エコーラインに出ようとしたら、
上部は笹が出ていて、10分ほど藪漕ぎ。



万才谷源頭部は亀裂もなく、気持ちよく滑れそう。
帰りはここを滑ろう。



右から行こうか、左から行こうか、それとも真っ直ぐ室堂に向かおうか。



どんどん雪が消えて行く。
今年は高山植物が花を咲かせるのが早そう。



雪融けが進んでいるため、
山頂から滑れるのは、南面と東面。
いつものように南面を滑る予定だったが、
先行者が気持ちよさそうに東面を滑っていくのを見て、急遽変更。
山頂から東面台地に向かって滑降だ。



山頂からエントリーしたのはいいが、
上部はまだ雪が十分緩んでおらず、びびってしまい、
中途半端な滑降になってしまった。



剣ヶ峰とのコルを過ぎると、雪は緩んでザラメ。



快適、快適!
あまり下まで行くと、登り返しが辛いので、
東面台地に差し掛かかる手前で、
尾根を右に回りこむ。


転法輪谷源頭

シールをザックから出すのが面倒で、
シールを貼らずにスキーで尾根を階段登高。
適当なところで転法輪谷源頭部に入り、
スキーを肩に担いでツボ足でコルに向かって登る。
肩が痛い!
横着せずにシールを貼ればよかった。



さあ、次は万才谷に移動だ。


万才谷源頭

雪は下部まで繋がっているけど、
下部は雨による縦溝で滑り辛そう。



滑り出しは快適、
下部は思った通り、縦溝でガタガタ。
でもこの程度の縦溝はまだ序の口だった。
砂防新道に移動し、
甚ノ助避難小屋に向かって滑り込むが、
高度を下げるにつれて、
縦溝が深くなり、足が痛い。
しばらく我慢して滑っていたが、ただ辛いだけ。
木立にぶつかる危険性もあるので、
1850m地点で早めにスキーを脱ぐ。



スキーを付けたザックが重い。
明日は肩痛と腰痛で苦しみそうだ。

GPS軌跡(下り)

青---滑降    赤---歩行