部子山 2009年3月18日(水)/快晴
1464.4m/二通谷を滑る
林道(6:15)---小葉谷登山口(6:35)---二通谷堰堤(7:05)---稜線(8:15)---山頂(8:55)(9:25)---小葉谷登山口(10:50)---林道(11:10)


部子山

部子山へは
例年小葉谷登山口まで林道の除雪が済んでから、
行くことにしているのだが、
今年は雪が少ないので、除雪が済むのを待っていられない。



林道は雪融けが進み、
4駆だったら小葉谷登山口まで入れそうだ。
残念ながら僕の車はプリウスで力がない。
林道に雪が現れたところで車を駐車し、
スキーを肩に担いで歩く。



登山口より雪が残る小葉谷寄りをスキーで登る。
運良く鉱山跡下の林道まで雪が繋がっていた。



二通谷は雪が十分ある。
今日はここから登ろう。



昨年は林道がカーブしているところから尾根に取り付いたが、
今年は雪がないので、やはり谷から尾根に上がる方がよさそうだ。



おっ、雪崩れている。



快適そうな斜面だが、
今日の雪質では滑ったら小雪崩を起こしそう。
暑い。
そう言えば今日は20度を越えるとか。
まだ8時にもならないのにかなり雪が緩んでいる。



銀杏峰と登山道のある小葉谷西尾根を眺めながらちょっと休憩。



稜線近くから林道を見下ろす。



稜線に出ると、風が強い。
南風だからそんなに寒くはないが、
あの斜面を登っている間ずっと風にさらされるのは嫌だなあ。


正面は銀杏峰、その左後方に荒島岳

バンザ〜イ!バンザ〜イ!着いたぞ。
風が滅茶強い、ヒュンヒュン言ってる。
どこか風のないところでシールを剥がそう。



シールを剥がして、今日は東側斜面を滑降。



快適!
もっと下まで滑りたいけど、登り返しが大変。
標高差でたった100mほど滑って、登りのルートに戻る。



銀杏峰左側の小葉谷が快適そう。
結局、今年も小葉谷を滑らなかったなあ。



さあ、二通谷に向かって滑ろう。



雪が緩みすぎ。
滑り出すと、
こんなバームクーヘンみたいな奴が次々と追いかけてくる。



ちょっと斜面を横切ったら、
足元の雪が切れ、小雪崩を起こす。
雪崩れた雪は狭い谷に集中して行く。



2回、3回小雪崩を起こしながら滑っていたら、
とうとう小雪崩に足元をすくわれ転倒、
一緒に流された。
狭い谷に向かってどんどんスピードが出る。
これはやばいなと思ったら、
正面に藪が出現。
左足のスキー板は転倒のときに外れていたので、
右足のスキー板を横に向けブロック。
止まった!



雪崩れた雪は全部この狭い谷に集中。
もうこれは立派なデブリだ。
おお、怖。



自分が原因でできたデブリを横断中。
もう危険なところはないけれど、気を抜かずに車のところまで戻ろう。


GPS軌跡

赤---登り    青---下り