毛勝山 |
2008年10月12日(日)/晴れ |
2414.4m/西北尾根を行く |
登山口(4:45)---クワガタ池(8:20)---山頂(8:55)(9:45)---登山口(13:00) |

毛勝山
世の中3連休だというのに、おれっちの休みは日曜日だけ。
行きたい山は一杯あるのに、悲しいなあ。
まあ、悲しんでばかりいても、仕方がない。
今日は来春の山スキーの下見を兼ねて毛勝山に行こう。
ヘッドランプを点けて登り始めるが、激急登。
帰りが思いやられる。

木の根の浮き出たヤセ尾根は厄介。
何しろ木の根を踏むとつるりと滑る。
駒ヶ岳に陽が当たり始めた。

今年の紅葉は鮮やか。

振り返れば、
駒ヶ岳と僧ヶ岳。

標高1700m~1800m辺りの紅葉が見頃。

駒ヶ岳・僧ヶ岳をバックにモモアセ池

池原の草原にはモモアセ池以外にもいくつかの池が点在する。

わあ~お、後立山連峰だ。

あれが山頂かな?

「おっ、きっとあれが山頂だ。あと少し」と思ったら…

甘かった。

よし、今度こそ後少し。標高差にして200mほどかな。

これが噂のクワガタ池か。
どっちから見たら、クワガタに見えるのかなあ。

急登が続くので、駒ヶ岳に続く稜線を眺めながら一休み。
後方には朝日岳や雪倉岳も見える。

ひえ~、なんだこの直登は。
霜柱や登山道が凍っているためツルツル滑る。

海だ、海だ、魚津の海だ。

毛勝谷
来シーズンはここを山スキーで滑りたいけど、
う~ん、無理かな?

手前から釜谷山・猫又山・赤谷山の剣北方稜線と剣岳

草原にごろっと転がって後立山連峰を眺める。
左から白馬岳・杓子岳・白馬鑓ヶ岳・唐松岳・五竜岳。
あら、双耳峰の鹿島槍ヶ岳が写っていない。
さあ、山頂からの眺めは堪能した。
帰りは紅葉を眺めながらゆっくり下ろう。

富山の県木、立山杉。

それにしても木の根が厄介。
ツルツル滑り、何度も尻餅をつきそうになる。

激下り、久しぶりに下山に神経を使う。
カツラの落ち葉の甘い香りに包まれ登山口に到着。
甘い香りに包まれていたら、
無性に甘いものが食べたくなってきた。
高速のSAでお土産に何か甘い物でも買って帰るか。
