乗鞍岳剣ヶ峰2011年5月25日(水)/快晴
位ヶ原山荘(9:05)---山頂(10:35)(10:50)---摩利支天(11:40)---肩ノ小屋口(11:55)(12:45)--富士見沢--位ヶ原山荘(13:20)


山頂からの展望

ザラメ目当てに乗鞍に行こうと、
朴の木平のバス乗り場にやってきたが、、
24日から積雪のため乗鞍スカイライン通行止の表示。
あちゃ、仕方がない、長野側に回ってみるか。
通行止の解除が何時になるか分からないもんなあ。



長野側のバス乗り場観光センターに来ると、
通行止の表示はない。よかった、よかった。
後で知ったのだが、昨日は積雪で通行止だったとか。
8時5分に10数人のスキーヤーとバスに乗り込む。
三本滝で何とshonさんが乗ってきた。
この時期の乗鞍では知り合いに会うことが多いなぁ。



昨日は位ヶ原山荘付近で25cm、
畳平で30cmの積雪があったそうだ。



わ〜、真っ白だ。
ザラメは期待はずれだが、ま、いいか。
おっ、先行者が3人いる。追いつくぞ。



ひ〜、
いつもながら朝日岳のコルまでの登りが辛い。
肩の小屋口で休憩していた先行者に追いついたのはいいが、
ちょっとトラーバースしている間に、
若い男女のペアーにあっという間に追い抜かれてしまった。



着いた、着いた。
スキーとザックをデポして山頂行って来よう。



わ〜い、北アルプスも真っ白だ。



とうとう今シーズンは御嶽山に行かなかったなあ。



眺めは堪能した。
風も強いことだし、下りるとしよう。



滑降は山頂直下から。
雪が重そう…ま、いいや、行くぞ。
若い男女のペアーの後を追って滑走開始。



重い、重〜い!
いつもの細い板なので、大回りすると不安定になる。
なるべく小回りでターン。



ふ〜、何とかだましだまし滑って来た。



いつもは摩利支天のトラバース道まで登り返して
肩の小屋口まで滑るのだが、
今日はコロナ観測所をすぐそばで見たかったので、
ツボ足で摩利支天に登り、回り込んで肩に出る。
乗鞍スカイラインの交通規制も解除されたようで
畳平にはバスがやってきている。
肩で出会ったスキーヤーによると、
乗鞍スカイラインの通行止は9時過ぎに解除されたとか。
長野側に回って正解だった。



肩の小屋口で滑り降りてくるshonさんを待ちながら、
他のスキーヤと会話を交わす。
みんなザラメがお目当てだったようで
季節外れの降雪に不満顔。



左が滑ったライン。
自分のシュプールだけが小回りなので結構目立つ。
あっ、
右側蚕玉岳の斜面でテレマーカーが雪崩を起こした!



同じ斜面で今度はボーダーが雪崩を引き起こす。
滑り降りてきたボーダーは…shonさんだ!
普通だったら雪崩と一緒に流されるところだが、
雪が重いためスピードが遅く2人とも無事。



帰りは富士見沢を滑る。
登り返しが辛いので、
まだ除雪されていない車道沿いに富士見沢に向かう。



さあ、富士見沢だ。快適そうだなあ。



滑り出してすぐ、ザザーという音に立ち止まり振り返ると、
わ〜、雪崩れている。



だいぶ今日の重い雪にも慣れてきた。



お目当てのザラメではなかったけれども、
天気はいいし、降雪のおかげで景観は抜群、
滑りも何とか自分の滑りができた。
楽しい1日が過ごせて大満足。