乗鞍岳 2009年2月1日(日)/晴れ
2700mまで/長野県松本市安曇
リフト終点(9:05)---位ヶ原(10:50)---肩ノ小屋口(11:30)---2700m---肩ノ小屋口(13:15)---休暇村(15:20)


乗鞍岳

九頭竜湖付近で雪がちらつく。
ひるがのを過ぎたあたりから本格的に降り始める。
高山市内は真っ白。
今日は雪の中登るのかと思いながら
安房トンネルを抜けると、なんと一転青空が広がる。
乗鞍高原から眺める空の青と乗鞍岳の白とのコントラストが素晴らしい。



TOKIO軍団みいさん夫妻、ゆきむしさん夫妻の総勢11名で
休暇村からリフト3本乗り継いでゲレンデトップへ。



昨年12月に来たときは、
ツアーコース入り口の急坂には
まだ少し藪が残っていたが、今日はしっかり埋まっている。



雪質は最悪のモナカ雪。
帰る頃には緩んでくれるといいのだが。



位ヶ原手前の斜面も藪が埋まっている。



今日目指すのは右側の摩利支天岳。



位ヶ原名物の強風が情け容赦なく襲う。
ー26度対応の手袋していても指先が冷たい。
指をにぎにぎしながら我慢、我慢。



肩ノ小屋口で風を避けて昼食。



さすがに今日は剣ヶ峰を目指す人は少ない。


今日も楽しいメンバーと(Fさん撮影)

昼食後、空身で
摩利支天岳と富士見岳の間の稜線を目指して登るが、
風が強いので、2700mでギブアップ。
岩陰でシールを剥がして慎重に滑り始める。
滑り始めは雪が締まっていたのだが、
途中からモナカ雪、危うく転倒しそうになる。
斜度が緩んだところで
ゲレンデで練習したショートターンを試みるが、
3ターンしたところでこけた。



肩ノ小屋口で荷物を回収し、位ヶ原山荘の方に滑り込む。



シールを貼り直してエコーラインを登り返し…



位ヶ原末端へ。



位ヶ原手前の急斜面を滑るが、
登ってきた時よりひどいモナカ雪。
急に弱気の虫がムクムク。
弱気の虫が出ると、体が横に向く癖がある。
もう何が何か分からないひどい状態。
とにかく体をフォールラインに向けることだけに集中し、
何とかゲレンデトップまで降りてきた。
う〜ん、スキーはメンタルなスポーツだなあ。


GPS軌跡