高島トレイル大御影山・三重嶽2010年12月5日(日)/晴れ
親水広場(6:50)---滝谷山(7:35)---河内谷林道出合(9:05)---大御影山(9:45)---大日分岐(10:40)---三重嶽(11:45)(12:00)---落合(13:05)---親水広場(13:15)


稜線から望む大御影山

高島トレイル未踏区間は大御影山〜三重嶽間を残すのみ。
さあ、今年中に片しておこう。
落合の親水広場に車を停め、橋の手前から遊歩道に入る。
杉林の急坂をジグザグに登り稜線に着くと…



わ〜、日の出だ。



尾根の途中、左手に武奈ヶ嶽が望める。
帰りは手前の尾根を下る予定。



滝谷山を過ぎたところで、
誤って作業道を下ってしまい30分のロス。
登山道に戻ってみれば、
何でこんなところで迷ったのかと頭を傾げたくなる。
きっと足元ばかり見て歩いているからだろう。



気持ちのいいブナ林が続く。
枯れたミズナラの木からはなめこが顔を出している。
今日はなめこを見つけても、
採らないでおこうと思ったのに…。
友達が欲しがっていたのを思い出し、
ついつい足を止め採ってしまう。



ピラデスト分岐からは近江坂古道を行く。
深い溝状の道は落ち葉で埋まる。



途中見晴らしのいいところに出る。
中央が滝谷山、その奥に比良山系が望める。



琵琶湖が雲の海だ。
左端に見えるのは伊吹山。



一旦河内谷林道に出るが、
すぐ向かい側が大御影山の登山口。



林道出合から10分ほどで大谷山分岐。
ここでやっと高島トレイルに合流だ。
高島トレイルに合流するのに、今回が一番時間が掛かった。
抜土〜大御影間はかなり以前に歩いているが、
その時はMTBのトレースがあった。
なんと今日もMTBのトレースがある。



山頂到着。
さあ、山座同定だ。



赤坂山・寒風・大谷山の稜線。



中央奥に野坂岳。


三重嶽

さあ、ここから未踏区間。



鞍部に向かって下り始めると、
雲谷山が目に飛び込んできた。



素晴らしいブナの尾根をなめこを採りながらのんびり登る。



大日分岐、
ここで近江坂古道をと別れ三重嶽へ。
高島トレイル完全踏破まであと3.4kmだ。
稜線を進むと葉を落とした木々の間から
左に大御影山、右に三十三間山を眺めることができる。
でも全貌が望めないのが、もどかしい。



三重嶽山頂に近づくと、一気に展望が開ける。
大御影山とその後方に野坂岳。
ここまでで出会った人は2人。
その内の一人とお話ししたが、
抜土からのピストンとか。



先ほどまでは木々の間から見えていた三十三間山が全貌を現す。
その奥に見えるのは久須夜ヶ岳だろうか。



若狭湾と遠くに青葉山が見える。



ふと後ろを振り返ると、う〜ん、いい感じだ。



三重嶽到着。
やった、やった、なんとか高島トレイル踏破。



帰りもなめこを採りながら下山。
山頂で出会った人の話だが、
なめこにはミズナラに生えるものとブナに生えるものがあり、
それぞれ味が違い、ブナに生える方がおいしいそうだ。
まだブナに生えたなめこは見たことがないな。



今秋はすっかり高島トレイルにお世話になった。
展望、紅葉、ブナ、そしてなめこと素晴らしい想い出が一杯。
11月から12月にかけて歩くには最適なトレイルではあった。


GPS軌跡