双六岳2860.3m/2010年9月29日(水)/快晴
新穂高温泉(1:45)---小池新道入口(2:50)---鏡平山荘(4:55)---双六小屋(6:25)---双六岳(7:15)
双六岳(7:30)--双六小屋(8:05)---鏡池(9:20)(9:25)--小池新道入口(10:40)--新穂高温泉(11:45)


逆さ槍

一昨年は鷲羽岳、昨年は水晶岳、そして今年は双六岳。
今年が一番距離が短いので楽勝かと思ったら、
体が重く調子が出ない。
出掛けにアンパン1個、おにぎり2つも食べたのが失敗。
鏡平までは我慢の登りが続く。
鏡平山荘を過ぎた辺りからやっとリズムが出てきた。



いつ日が昇るか気になり、槍ヶ岳の方ばかり目が行く。



稜線上で待ちに待ったご来光。



鷲羽岳や樅沢岳が赤く染まる。



目的地の双六岳も赤く染まる。



いつもならここで休憩を取るのだが、
今日は遅れているので、ノンストップで山頂に行ってしまおう。



NHKのスタッフが撮影の準備を始めている。
そういえば、昨日は雨の鏡平からの中継だった。
今日は昨日と比べると最高の日和。
全国の人たちは7時からのニュースで
素晴らしい映像を楽しめたことだろう。



まだ山頂は見えない。
あそこまで登ったら山頂が見えそうだ。



見えた、見えた、
水平道の向こうに山頂がポッコリ。



山頂は冷たい西風が吹くが、
しばらく我慢して、山座同定を楽しむとするか。
黒部五郎岳と薬師岳の向こうに日本海が見える。



正面奥に笠ヶ岳
左側の雲海に浮かんでいるのは焼岳と乗鞍岳。



槍・穂高連峰



三俣蓮華岳・水晶岳・鷲羽岳


双六池

山頂で山座同定を楽しんだあと、
アンパンを食べ、元気回復。
帰りは鏡池に映る逆さ槍を撮る予定。
槍ヶ岳に雲が掛かる前に、急いで戻ろう。



ダケカンバの黄葉が始まっている。
見頃は来週あたりか。
ナナカマドは紅葉する前に枯れてしまっているものが多い。



稜線から望む白山。
天候が許せば、来週は紅葉を見に白山に行きたいな。



どっしりとした山容の双六岳とは、ここでお別れだ。



弓折岳から抜戸岳にかけての稜線。
この稜線は未踏。来年はこの稜線を歩こう。



弓折岳分岐から鏡平を見下ろす。
まだ槍ヶ岳に雲はかかっていないな。
よし、急ごう。



弓折岳山腹の紅葉はあまり鮮やかさがない。



さあ、逆さ槍の撮影だ。
うまく撮れるかな



小池新道の下りでは
平日なのに、多くの登山者に出会った。
みんな重そうなザックを背負っている。
小屋泊まりやテント泊を楽しむのだろう。
うらやましいなあ。