水晶岳 2009年8月23日(日)/晴れ
2986m/ロングトレイル
新穂高温泉(0:00)---左俣林道出合(1:00)(1:10)---双六小屋(4:20)---巻道(5:00)(5:15)---三俣岳キャンプ場(6:25)---ワリモ岳分岐(7:45)---水晶岳(8:35)
水晶岳(8:45)---水晶小屋(9:10)(9:30)---三俣蓮華岳分岐(11:30)(12:00)---双六小屋(13:00)(13:15)---左俣林道出合(16:20)(16:30)---新穂高温泉(16:45)


黒部源流の山々

久しぶりの徹夜登山。
仕事を終え、一旦家に戻り準備を済ませ、8時30分に家を出る。
途中、コンビニに寄り、おにぎりを買うが、
時間帯が悪くほとんど売り切れ、まともなものが残っていない、がっかり。
11時30分に新穂高温泉の無料駐車場に着く。
満車状態の駐車場内をくまなく探し回り、何とか駐車スペースを見つける。
MTBを車から出し、左俣林道へ向かう。
蒲田川の橋手前でGPSを設定していると、
男女ペアーが声をかけて過ぎていく。
まさか夜中の12時に出発する人が他にいると思わないので、少しびっくり。
一体どんなどんな人たちかと見ると、男の人は短パン姿。
もしかするとこのスタイルは錆鉄人さん



小池新道入口でMTBをデポ。
昨年ここで施錠後、鍵を河原に落としてしまった。
それで慎重に施錠していると、
錆鉄人ご夫婦がそばを過ぎていき、
あっという間にヘッドランプの明かりが見えなくなってしまった。
ご夫婦揃ってなんという速さだ。

鍵をしまい、歩き始めると、右肩が抜けるように痛い。
最近、いつもこうだ。
この肩何とかならないものか。



去年は、双六小屋そばから御来光を拝したが、
今年は双六小屋に去年よりも早く着いたので、
巻道で御来光を待つことにする。



御来光を待つ間の寒いこと、寒いこと。
寒風にさらされながら待つこと15分、
やっとお日様のお出ましだ。



日が差す巻道と鷲羽岳。


鷲羽岳と三俣山荘

この夏は天候不順のため山行回数が少ない。
それで今一体力に自信がない。
今日も行ける所まで行こうと思って出かけてきた。
今のところまだ十分余力があるので、
思い切って水晶岳まで足を延ばすことにしよう。



水晶岳に行くルートは鷲羽岳から稜線を辿るルートと、
一旦黒部源流に下り岩苔乗越を経て稜線を辿るルートの2つがある。
今回は黒部源流の冷たいおいしい水が飲みたいので、
黒部源流ルートを行くことにする。



予想通り黒部源流の水は冷たくてとてもおいしい。
手で掬って何杯も飲んでしまった。



黒部源流と三俣蓮華岳を振り返る。



さあ、水晶岳まであと少しだ。



あら、錆鉄人ご夫婦だ。
錆鉄人さんはいつの間にかズボンを穿いている。



山頂からは360度の大パノラマ。
手前に鷲羽岳、後方左から槍ヶ岳・穂高連峰、少し間をあけて乗鞍岳・御嶽山・笠ヶ岳。



手前に雲ノ平、後方に黒部五郎岳、さらにその後方に白山。



薬師岳



左手前に赤牛岳、その後方に立山連峰



水晶小屋と裏銀座縦走路



水晶小屋そばで花を眺めながら
コンビニで売れ残っていたおにぎりをパクリ。
何か分からない具が入っていてまずい。
梅干のおにぎりが食べた〜い。



帰りは鷲羽岳経由で帰るつもりだったが、
稜線は寒風が吹き寒い。
それで来たルートを戻ることにする。
またあの冷たいおいしい水が飲める。



三俣蓮華岳分岐で大休止。
ここからが長いので、たっぷり休憩を取ろう。

汗で濡れた靴下を履き替え、
登山靴の紐を結ぼうとするが、右肩が痛くしっかり結べない。
そのため下山時何度も紐が解けた。


双六小屋

ここまでのど飴とおにぎり1個しか食べていない。
水を飲みすぎたせいかあまり食欲がない。
でも、シャリバテになると困るので、
アンパンを水で無理矢理流し込む。


鷲羽岳と左後方に水晶岳

鷲羽岳、水晶岳ともにここでお別れ。



眠い、歩きながら寝てしまいそう。
一睡もしていないせいだ。
眠気防止に、峰を1つ1つ確認していこう。
槍ヶ岳、大喰岳、中岳…z、z、z



鏡池から槍・穂高連峰を望む。



わ〜、左俣林道までまだまだあるな。
途中、秩父小沢で冷たい水でのどを潤すのが楽しみ。

左俣林道出合でMTBを回収し、一気に新穂高温泉に戻る。
錆鉄人夫妻はもう林道ゲートを過ぎ、
新穂高温泉を歩いておられた。
お疲れ様でした。

GPS軌跡

MTB部分はカット